Day3レポート

大会3日目は、すべてのカテゴリーでヒートが実施されました。QS2000では男子のベスト8、女子のベスト4が決定。LQSでも男子のクオーターファイナル進出者、女子のセミファイナル進出者が出そろいました。
男子QSはこの日、ラウンド32からスタート。序盤から熱戦が続き、ヒート1ではインドネシアのケトゥ・アグスが1位、山本来夢が2位で勝ち上がりを決めました。しかし、注目を集めていたパリ五輪5位入賞の稲葉玲王は思うようにスコアを伸ばせず、まさかの敗退。一方、地元・浜松市出身の刑部樹真と竹内克斗が、それぞれのヒートでラウンドアップ。地元ファンの声援を受けて、存在感を示しました。
続くラウンド16では、さらに劇的な展開が。ヒート1では、残り40秒まで4位に沈んでいたアグスが、起死回生のライディングで6.50をマーク。土壇場での逆転劇で、1位通過を果たしました。
ヒート2では、鈴木仁が試合開始直後に得意のエアリバースを炸裂。この一発で今大会初のエクセレントとなる8.00を叩き出すと、さらにもう一本エアリバースを決め、開始6分で合計14.50をマーク。そのまま他を寄せつけず、クオーターファイナル進出を決めました。また、ヒート4では刑部が2位に食い込み、ベスト4入りを決めました。明日も地元の期待を一身に背負ってどんなパフォーマンスを見せてくれるか注目です。

男子LQSでは、クオーターファイナル進出者が決定。フィリピンから4選手、中国から1選手が名を連ねるなど、準々決勝は国際色豊かなラインナップとなりました。
この日からスタートした女子LQSでは、ヒート1で昨年のワールドロングボードツアー5位・田岡なつみが圧巻の1位通過。今季のワールドロングボードツアーアジア地域ランキングでトップに立つ吉川広夏も順当にセミファイナル進出を果たしました。
女子QSは、クオーターファイナルでマンオンマンヒートが開始。このステージを勝ち上がったのは、野中美波、脇田紗良、中塩佳那といったQS優勝経験者たち。さらに、松野杏莉が自身初の4強入りを果たしました。

大会4日目はさらなる激戦が予想されます。ファーストコールが7時00分で、ヒート開始が7時30分の予定です。
現地に来られない方はライブ配信で熱戦を見届けてください
https://hamamatsu-open.surfingjapan-int.com/live/