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Day4レポート

sji

大会4日目は、男子のQSとLQSでクオーターファイナルが行われ、それぞれベスト4が決まりました。

男子QSはこの日からマンオンマン形式の対決に突入。ヒート1では加藤翔平が序盤から主導権を握り、ラウンド16で劇的な逆転勝利を見せたインドネシアのカトゥ・アグースを下して準決勝進出を決めました。

加藤翔平

ヒート3では、地元・浜松市出身の刑部樹真が波のコンディションを巧みに読み、アウトで得点を重ねます。インサイドで波を待っていた渡辺壱孔はこれを見て、刑部が構えていたポイントへ移動。終盤に逆転に成功し、セミファイナルへと駒を進めました。ヒート4では、足立海世が華麗なエアリバースを決めて川俣海徳を撃破。こちらも準決勝進出を果たしました。

渡辺壱孔
足立海世

これにより、男子QSのセミファイナリストは、18歳の渡辺、17歳の足立、21歳の加藤、そして24歳の西優司という若き才能が勢揃い。明日の最終日、準決勝では加藤と西、渡辺と足立がそれぞれ対決します。

西優司

男子LQSもクオーターファイナルが実施され、ヒート1ではフィリピンのロジャー・カソゲイが6.50を含む合計11.10で1位通過。日本の塚本将也は、残り5分を切った場面でヒートベストとなる6.83を叩き出し、逆転で2位に浮上し勝ち上がりました。

ロジャー・カソゲイ

ヒート2は3か国の選手がマッチアップする国際色豊かな一戦。ここではフィリピンのジョマリー・エブエサが6点台を2本揃える安定したライディングでセミファイナル進出を決めました。

ヒート3は日本人同士の対決となり、秋本祥平と増山翔太が勝ち上がり。そしてヒート4では、昨季のワールドロングボードツアー13位の実績を持つ井上鷹が、今大会ここまでの最高スコアとなる7.33を記録。圧巻のライディングで1位通過を果たしました。

井上鷹

この日は「スーパーキッズチャレンジ」も開催され、12歳以下の子どもたちがWSLの公式ルールに則って熱戦を展開。小学生とは思えない完成度の高いライディングが続出し、日本サーフィン界の未来を感じさせる1日となりました。

ガールズ部門は、2ヒート連続でトータル14点台を記録した宗政優実が優勝。ボーイズ部門は、千葉県出身同士の激闘を制した窪田海琉が、原田カイマナとの接戦を制して頂点に立ちました。

宗政優実
窪田海琉

いよいよ明日は大会最終日。各カテゴリーの勝者が決まります。ファーストコールが7時30分で、ヒート開始が8時の予定です。

現地に来られない方はライブ配信で熱戦を見届けてください
https://hamamatsu-open.surfingjapan-int.com/live/

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